通信環境の向上もできる!

ocnではNTTフレッツ光の回線を前提にした固定ipアドレスのプランを用意しています。ネットに接続する際に自動的にアドレスが割り振られる動的ipアドレスに比べて、セキュリティの向上やパソコンの遠隔操作などのメリットが得られる固定ipアドレスですが、そうしたメリットを活かすためにはパソコン環境が安定しており、通信品質が高いことが前提になります。

たとえば外出先からスマホでパソコンのデータをチェックすることができる、外部からパソコンを遠隔操作を行うといった作業では大量のデータの送受信が必要になることもあります。そのためあまりサーバーに負荷をかけすぎてしまうとダウンしてしまうなどのトラブルが起こりかねません。スマホでパソコンのデータをチェックしようと思ったら肝心なところでネットがつながらなくなってしまった、またはデータの送受信に時間がかかるようになってしまった、といった問題が起こるようでは固定ipアドレスを取得するメリットが失われてしまいます。

こうした対策には複数のipアドレスを取得し複数のサーバーに割り当てるといった方法もありますが、ocnでは通信回線の環境そのものを向上させたプランも用意されています。インターネットの接続方法として「IPoE」を採用したうえで接続設備の大容量化を実現、収容設計を2倍にすることで通信の混雑を防ぐことができるのです。

IPoE接続はインターネットに接続する際に広い帯域幅を経由するため、ネット上の混雑を避けたうえで安定した接続環境を確保できる方法です。もうひとつの接続方法である「PPPoE方式」に比べてずっと安定しているほか、通信速度もPPPoEの最大200Mbpsに対してこちらは最大で100Gbpsと高速な環境が実現可能になるなど、非常に優れた面を持ち合わせています。

この通信環境の改善に加えて複数の固定ipアドレスも用意されているため、大容量のデータを送受信する機会が多い企業が固定ipアドレスの取得を検討している場合には非常に大きなメリットになってくれるでしょう。VPNの構築やセキュリティ面の向上にも役立ちます。